彼方此方屋由来
2009年03月07日
彼方此方屋 由来
をちこち【遠近・彼方此方】
①遠い所と近い所 あちらこちら
例「をちこちの磯の中なる白玉を人に知られず見むよしもがな」
〈万葉集・七・一三〇〇〉
訳 あちらこちらの磯の中にある真珠(=美しい女を例える)を人に知られないで
見る方法があってほしいものだ。
②未来と現在
例「真玉(またま)つくをちこちかねて言(こと)はいへど逢いて
後こそ悔いにはありと言え」〈万葉・四・六七四〉
訳現在も将来も(ずっと愛し続ける)と言葉でおっしゃいますが、
逢って後に後悔するものだと(世間の人は)言うのですもの。
※「真玉つく」は緒と同音を持つ「をち」の枕詞。
